足立真輝 MASAKI ADACHI

足立真輝 MASAKI ADACHI

@masakiadachi

2014 関東学院大学 工学部建築学科卒業(Bachelor degree) 
2016 京都芸術大学大学院 建築デザイン分野修了(Master of Arts degree)
2016 etude design設立
2018 読売理工学院 非常勤講師

Award
2013 金沢区区民賞(関東学院大学・美術部)
2014 足立一郎記念賞(論文:大地と繋がる建築-村野藤吾設計、箱根プリンスホテルの作品論-)(個人)
2017 第13回ダイワハウスコンペティション最優秀賞(個人)
2020 太平洋国立大学 The 20th anniversary international forum “New ideas of century” international scientific conference 1st degree in nomination For the originality of the subject(試論:Fragments of Totality-the possibly of abstract expression using architectural model techniques-)(個人)
2022 Independent Tokyo 2022 審査員特別賞(木戸涼子賞)(KIDO press)(個人)
etc...

Exhibition
3331Arts Chiyoda ex-chamber museum
青山スパイラル(SICF23 )
WHAT CAFE 寺田倉庫
渋谷スクランブルスクエア+ARTgallery
Tagboat 阪急 MEN`s TOKYO
NICK WHITE TOKYO
iwao gallery
Nitehi works
Roentgen Kunstinstitut
LAUNCH PAD GALLERY
etc...

Art fair
Daegu International Art Fair(Daegu Korea)

Artists in residence
BankART (Yokohama)

Artists Statement
私の作品は、直線的なモチーフの集積と反復によって表現した、抽象化された記憶の空間である。私は常に、デザインプロセスの中で生成されるもの、特に未完成の建築模型のような、その破片を触媒に自身の身体的記憶(出来事やその意味をキャンセルした記憶)が再編成されるメディアに惹かれてきた。

紙や木のような身近な素材を建築の構成要素への「見立て」によって組み立てる建築模型は、ちょうど枯山水のように、直接的な肉体の侵入を禁止することで、所有者不在の普遍的な身体的記憶を他者と共有するはたらきがある。

私はそのような性質を持ったメディアの生成行為が、記憶の中で際限なく広がるオブセッショナルな形象を有限化し、その破片を実空間に呈示するためのシステムとして機能するのではないかと考えた。

身体的記憶に内在するパターンやリズムを、直交するpathとedgeで構成した線的なエレメントに還元し、ちょうどエチュードを作曲するように、時間的な方向性を持って生成された最小単位を反復していく。

夢や記憶の中の身体性、その感覚がどのように物質界にフィードバックし得るか、またそれを媒介に他者と共有されるモデルネの幻想に興味がある。