MARIKO calligraphy style

MARIKO calligraphy style

@syosai_ten

1960年生まれ岐阜県中津川市在住
大人のためのひらがな(いろはうた)筆ペン教室/書道教室を営んでいます。
1998年の初個展後、京都、南相馬等各地開催を経て、中津川、恵那、江南を中心に約年一回の個展活動などコロナ禍前まで継続してきました。
当方、小学校時代は町のお習字教室、中学校では顧問の先生の影響大きい「書の部」と呼ばれる前衛書的な(今から思えば)書に出会い白いソックスを汚しまくりました。
高校では亡き祖父の助言で書道学校に進むことを決断するまで書道に触れていませんでしたが、進路決定後、お世話になった書道教諭の恩師は今もなお気にかけてくださって、この道に導いてくれた祖父、支えてくださった恩師の存在はとても大きなものです。
その後東京で書道の専門校にて(雅号 栖仙)看板をいただき、帰省後名古屋の専門校で勉強継続したのみで、それ以降は師についたわけでも、どこかの団体に所属したわけでもなく、迷えば古典に立ち返る(特に寸松庵色紙や中務集が好きでした)その繰り返しでここまでまいりました。
人生の転換期にはブランクも多々あり、かろうじて筆だけは持ち続けてきましたが、書道家というような肩書きを名乗れる才器もなく、ましてや芸術などとはかけ離れたところにいます。
今となっては非力なりに、言葉の持つ美しさや響きその力が温もりを持って届けられたら本望であり、とても有難いことだと思っています。
預かった身体を大切に扱い、家族や友 ご縁あって教室に通って下さる生徒さん方とのかけがえのない日々に支えられ、必ず訪れる劇場のエンディングまで、惜しみなく尽くしたいと思っています。
そして私にとっての光である孫娘と孫息子に、まことの心を伝えられたらと願っています。
何卒よろしくお願い申し上げます。

曽我万里子